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更生保護を支える団体について

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更生保護とは

 更生保護とは、犯罪や非行をした人の立ち直りを社会の中で見守り、地域の中で支えていく取組です。保護司会を中心に、更生保護女性会、BBS会、協力事業主会など、様々な地域のボランティアが協力して、更生保護に関する取組を行っています。
 詳しくは全国保護司連盟ホームページをご覧ください。
 

八王子地区保護司会

 保護司とは、保護司法に基づき法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員ですが、民間ボランティアの立場で、国家公務員である保護観察官と協力して、対象となる人と定期的に面接を行い、社会での約束事を守るよう指導するとともに、生活上の助言や就労の相談などの手助けを行ったり、犯罪の未然防止のために街頭広報活動などにより世論の啓発を行ったりするなど、犯罪をした人や非行をした少年の立ち直りを地域で支える活動をしています。
 八王子地区保護司会には、現在約140名(定数154名)の会員が所属しており、会長、副会長(4名)、総務部、研修部、地域活動部、広報部、協力組織部の5つの部と学校担当委員会で組織されています。誰もが安全で安心な明るく住みよい地域社会の実現に向け、更生保護活動・犯罪予防活動・再犯防止活動等を推進しています。
 
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   (更生保護に関する座談会の様子)

八王子地区更生保護女性会

 八王子地区更生保護女性会は、現在約170人の方が会員として活動しています。社会を明るくする運動や、保護観察対象者との社会参加活動などに参加しています。また、男性更生保護施設に「おふくろの味を」と料理を提供し、女性の施設では一緒に料理を作っています。年末には、会員からの支援品を矯正施設や更生保護施設に届けており、「ほっとけない精神」で立ち直りに向けた支援を行っています。 
 
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 (「おふくろの味」作りの様子)

八王子BBS会

 BBS(Big Brothers and Sisters Movement)は、生きづらさを抱える少年少女たちの兄や姉のような存在として、一緒に悩み、学び、楽しむ青年ボランティア団体です。八王子BBS会では、非行の問題や困難を抱える少年たちに寄り添いながら、健全に成長できるよう支援し、犯罪や非行のない明るい社会の実現を目指して「ともだち活動」「グループワーク」「社会参加活動」「非行防止活動」などを行なっています。また、二つの主催事業として、少年たちと農作業体験した野菜を使っての「さがしてクッキング」、「親子ふれあい工作教室~凧づくり・凧あげ」を実施しています。
 
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   (「さがしてクッキング」の様子)

八王子市更生保護協力事業主会

 協力雇用主とは、犯罪をした人や犯罪をした少年の自立及び社会の中での立ち直りに協力することを目的として、犯罪や非行をしたという事情を理解した上で雇用し、又は雇用しようとする民間の事業主の方々です。
 刑務所を出所した人や少年院を退所した少年のうち、出所・退所後に仕事に就くことができなかった人は、仕事に就くことができた人に比べて再犯率(再び犯罪や非行をしてしまう割合)が約3倍とも言われており、仕事の有無が犯罪をした人や非行をした少年の立ち直りに大きな影響を与えるため、協力雇用主になっていただける事業主を増やすことは、更生支援や再犯防止の推進のために非常に重要です。
 八王子市更生保護協力事業主会は平成30年に設立し、会員は26社40名(令和4年度時点)で構成されています。苦悩を抱えている方々を積極的に受け入れるため、矯正施設等の見学や講演会、懇談会を開催し、就労支援に努めています。
 

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     (研修会の様子)

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

生活安全部防犯課
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7395 
ファックス:042-620-7322

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