こんにちは。itsumonoライター、はまちゃんです。

先日、八王子駅から徒歩10分ほどの竹の花公園(新町)に行ってきました。
ここは娘が通っていた保育園で“おすもう公園”と呼ばれている場所です。
その理由は、公園のすぐ隣の永福稲荷神社にお相撲さんの像があるから。

こちらのお相撲さん、八光山権五郎は、1756年に永福稲荷神社を再建しました。相撲をしに各地へ赴く時は、旅の安全と必勝を祈願し、帰郷した際には、境内で勧進相撲を奉納したと言われています。
神社にお参りすると、神社特有のピーンとした緊張感もありつつ、公園で子どもが元気に遊んでいる声が聞こえてくるせいか、親しみのある空気を感じます。
この神社の例祭は「しょうが祭」と呼ばれ、毎年9月第1土曜日に行われます。

神社から見下ろせる公園の目玉は、すべり台。このすべり台は、階段からアプローチもできますが、ロッククライミングのように登っていける面もあります。
最初はうまく登れず、年上の子をうらやましい目で見ている子も、登れるようになるととてもうれしいようです。
子どもが遊ぶには目が行き届きやすい広さの公園です。

また、永福稲荷神社には、お相撲さんの像だけでなく、松尾芭蕉一門の女流俳人である 松原庵星布(まつばらあんせいふ)が建てた芭蕉句碑、公園内には、市指定史跡の「新町竹の鼻の一里塚跡」もあるので、八王子の歴史にふれる大人のお散歩にもおすすめです。