第19回 女と男のいきいきフォーラム八王子開催報告(平成22年2月27日)
講演会 平成22年2月27日土曜日
「いま、女と男が輝くとき」 ~「婚活」と、女と男と未来~
講師 : 山田 昌弘さん(中央大学教授)
会場 : 八王子市クリエイトホール 5階ホール
時間 : 午後2時から4時まで
参加者 : 138名
講師の山田さんは「婚活」という言葉を作り出した方ということもあり、会場はほぼ満席。婚活中の人や、我が子の婚活のためにと来られた方も。
講師は統計の背後にある現代の若者事情を解りやすく解説してくれた。あなたの大事なものはという問いに対する若者の答えは、かつては「お金」が多かったが、現代では「家族」が多い。国や企業に対する信頼が揺らぐ中、家族は大事にしなければという思いが強まっているのだという。
独立に対して過度に消極的な子と、子を結婚させたいが中々手放せない親の増加。一見すると問題とまでは言えなそうな現状も、このまま行くとどんな未来に繋がるのか。多くの事例を交えつつ危機感をもって話す講師の言葉に、参加者は耳を傾けていた。また例えば現在の「婚活」ブームの背後には、若者の雇用が量だけでなく質の面でも悪化しているといった、多くの問題が存在していることを改めて知ることが出来た。
分科会
「性暴力をなくそう」
講師 : 小林 美佳さん 講師の小林美佳さんは、会社から自宅へ戻る途中、道を尋ねてきた男性2人に強姦された。まず講師は「もし自分、あるいは自分の身近な人だったら、と想像しながら聞いて下さい」と前置きして話を始めた。
事件後の精神状況では、女性刑事であっても真実を話すことは辛く、苦痛を伴うという。もし私達の身近に被害者がいたらどうすればよいか。
被害者にとっては、自分を知る人に話を聞いてもらえるだけでよい。たとえ力になれなくても、その人の味方だと示すことが大事だという。そして家族は、言葉よりまず、抱きしめてあげること。
終演後は、多くの参加者に囲まれていた講師。問題解決は容易ではないが、講師が自身の体験を皆の前で話されたことにより多くの輪ができてきている。
私達は、この体験を聴いただけで終わりにしてはいけない、と強く感じる講演会であった。 【参加者の声】 ・ 自分の体験を話して下さったおかげで、当事者しか分からない心情が大変良く分かりました。ありがとうございます。 ・ ご自分を見つめながらの静かな目線での語り口が良かった。これからもこのような被害は増え続けるであろうとの感慨を述べられたことに衝撃を受けた。
会場 : 11階 視聴覚室
時間 : 午前10時から12時まで
参加者: 29名
国際パネルディスカッション 「まつりの中の女と男」
コーディネーター : 江藤 双恵さん (東洋大学人間科学総合研究所客員研究員)
コーディネーターは、日本の伝統的なまつりも「変化している」と、京都祇園祭を例に挙げて話をした。時代と共に伝統的なまつりや男女のあり方も変わってきていると述べ、パネリストたちに各国のまつりや、日本で暮らして気づいたこと、驚いたことなど発言を求めた。まとめに、コーディネーターが「男女が互いに人権を尊重しあって、一人ひとりがいきいきと暮らせる男女共同参画を」とまとめの発言をして、分科会を終了した。 【参加者の声】 ・ いろんな国の「まつりの中の女と男」についてよくわかるようになってよかった。 ・ 日本の状況との対比を用いて具体性がわかりいいです。一つ一つご丁寧な語り口がとてもうれしい会でした。 ・ 各国の違いにびっくりしたが、もっと強く知りたいと感じました。 ・ パネリストの方々がとても、すばらしかったです。大変短い時間の中に、内容が濃い会で、とても良かったです。コーディネーターも良かったです。
会場 : 10階 第2学習室
時間 : 午前10時から12時まで
参加者: 18名
市民持込企画
「よく飛ぶ!父子の紙ヒコーキ教室」
企画 : グループ「レクボラNO.1」
会場 : 6階 レクリエーション室
時間 : 午前10時から12時まで
参加者 : 9組 18名
お子さんと父親二人組になっていただき、沢山の紙ヒコーキを折り、レクリエーション室で飛ばしていただいた。
お子さんと父親が仲良く紙ヒコーキを飛ばす様子は、とても微笑ましかった。
春の一日、楽しく体験を満喫されたのではないだろうか。
【参加者の声】
・ いつもと違った親子の触れ合いが出来た。
・ いか、せみなど作り方を教えていただきよかった。
・ 教えて下さった方が、大変親切でわかりやすかった。
「この手に この手で ジェンダー平等」 ~女性差別撤廃条約実行への日本の課題~
講師 : 三井 マリ子さん
会場 : 8階 男女共同参画センター
時間 : 午後4時30分から6時30分まで
参加者 : 29名
企画 : 八王子手をつなぐ女性の会
会場の男女共同参画センターの学習室は若い方や男性もふくめた参加者でいっぱいになった。講師の三井マリ子さんの話は《♪差別されたらすぐCEDAW [セダウ]!》とみんなで歌うことから始まった。女性差別撤廃条約は「世界の女性憲法」であり、私たちはもっと手元において活用すべきだと語った。よい学びのときであった。
【参加者の声】
・ エネルギッシュな話しに元気が出た。
・ わかりやすくて力をもらった。
・ 女性も自分の痛みを訴えてもいい。自分の意見を主張してもいいと説得力があふれる講演でした。
展示
2月27日から3月6日まで 8階 交流コーナーにて
女と男のいきいき川柳入選作品の展示
八王子手をつなぐ女性の会の展示
「八王子手をつなぐ女性の会 20年を振り返って」
八王子女性史サークルの展示
「八王子女性史サークル活動紹介」
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
市民活動推進部男女共同参画課
電話:042-648-2230 ファックス:042-644-3910
住所:〒192-0082 八王子市東町5-6 クリエイトホール8階 メールでのお問い合わせ専用フォーム
